ビュッフェのテーブルマナー

ビュッフェのマナー、立ち居振る舞い、しっかりできますか?

披露宴では様々な料理スタイルがあります。
最近はフレンチのコース料理のほかに、イタリアン、中華、和食、和洋折衷料理など様々な料理がふるまわれます。
結婚披露宴によっては、ビュッフェスタイルをとる事もあり、またスイーツ、デザートのみ、ビュッフェが取り入れられるという事もあります。

皆さんはビュッフェスタイルのお料理の時、そのマナーをよく理解してお料理を頂くことができるでしょうか。
ビュッフェの程度と共に、マナーなどを理解しましょう。

ビュッフェとは何か?

ビュッフェというのは立食、軽食というフランス語が語源となった言葉です。
一般的な結婚披露宴場合、席次が決められていてそこでフルコース料理を頂くという事になりますが、最近は会費制やレストランウエディング、またガーデンウエディングなど、カジュアルスタイルの披露宴も多くなり、立食ということで披露宴を行う事もあります。

最後のデザートのみ、ビュッフェスタイルで・・という披露宴もあり、お食事の後の楽しみといえます。
ビュッフェ、バイキング、食べ放題などレストランやホテルで行われているこのような方式は、「食べることを楽しむ」という事がメインとなっています。

結婚式の場合、会場を移動し食事を楽しみながら歓談も楽しむという事で、フレンチやイタリアンなどよりもずっとフランクなイメージの挙式スタイルで利用されます。

スマートにお料理をとりたい

基本は右から左に料理をとっていけばいいと考えておきます。
スープやオードブル、さらにメイン料理への右から左におかれているのが一般的です。
料理は右から左へ、並んでとるという事がマナーとされています。

途中の料理があいているという事で、その料理だけ先に取りに行くというのはマナー違反です。
料理はスマートに素早く自分が必要な量を取り、その場で話し込むなどの事が無いように、立ち止まることなくさっとお料理を取ります。

丸テーブルという場合には、時計回りと覚えておきましょう。

グラスはどうもつ?

冷えた飲み物の場合、水滴がついていますので、下半分をペーパーナプキンで包んで持ちます。

グラスを持って料理をとるという場合には、左手親指、人差し指でグラス、残りの指で皿をもって取り分けます。
不慣れという場合、グラス、皿を落としてしまう事もありますので、この場合、グラスをテーブルの置き、さっと料理を盛り付けましょう。

お料理はどう並んでいる?

オードブル、冷たい料理、メイン料理、デザート、フルーツ、コーヒーという並びです。
右から並んでいますので、右から順序良くお皿に取り分けます。
サーバーを利用する場合、スプーンが下、フォークが上という形で持ち、並べられている料理は左端から取り、積まれている場合は上からとります。
こっちが大きい?こっちの方が色がいい、とえり好みせず、スマートにとりましょう。

お料理をとるときには、基本的に「盛り付けを崩さないようにとる」という事が基本です。
お皿に料理を置くときには、冷たいものと温かいものを別のさらに盛り付けます。
またお皿の内側に薄くラインがあったり、高さが微妙に違う内側の部分内に料理を盛り付けるという気持ちで盛り付けるときれいに盛り付けできます。