おすすめの結婚式演出アイデア

結婚式の前のおもてなし

結婚式の演出は、披露宴会場の中だけに限定する必要はありません。
式に出席するためにゲストが来場してくれてから式場を後にするまですべてが演出可能な空間なのです。
例えば、招待客の多くが喫煙者の場合には、式場と相談して喫煙スペースを設けるのもおもてなし演出ですね。
またゲストと新郎新婦の距離を少しでも縮めるために、新郎新婦はテーブルではなくソファに座るというのも、素敵な演出ではないでしょうか。
さらに、式場で着替えるスペースが必要なゲストに対しては、更衣室や休憩部屋などを設けることも喜ばれますし、祖父母などのシニアなゲストに対しては、ゆっくり休める部屋を準備するのも喜んでもらえる演出です。

結婚式最中の演出

披露宴における演出というと、新郎新婦がゴンドラに乗って登場するとか、巨大なシャンパンタワーをやって見せるなどの演出がよく知られています。
しかし、こうした演出は新郎新婦にとっては感激の瞬間ですが、結婚式に数多く出席している人にとっては珍しい事はなく、はいそうですか程度のイベントの一つにすぎません。
そうした演出よりは、ゲストに喜んでもらうための演出をプランニングしたほうが、ゲストにとっても思い出に残る結婚式にできるのではないでしょうか。
例えば、デザートはあえてビュッフェスタイルにして、新郎新婦がそこでゲストをお迎えするとか、ゲスト一人一人の食物アレルギーをチェックして、アレルギーに対応している食材にするなど、ダイナミックな演出ではなくてもゲスト一人一人に喜んでもらえる演出はたくさんあります。

また、小さな乳幼児がいるゲストにとっては、結婚式に出席するためにベビーシッターを探すのは大変ですし、手間もコストもかかります。
そんな時には式場の控室を利用してベビーシッターのサービスを利用し、披露宴の最中は乳幼児はそこでお願いするというのも、素敵な演出ではないでしょうか。

ゲスト同士の会話を促進できる演出

結婚式に出席するゲストたちは、新郎新婦となら何かしらの関係がありますが、ゲスト同士は全く面識がない他人同士ということは珍しくありません。
披露宴の時間、知らないゲスト同士でも会話ができればゲストにとっても楽しい時間になりますし、新郎新婦にとっても嬉しいですよね。
ゲスト同士の会話を促進できる演出なら、席札よりも名札が効果的です。
式場の受け付けをした時に、シールタイプの名札に名前を書いてもらい、式場では胸に貼ってもらっておくのです。
その時、新郎新婦との関係や、新郎新婦についてのコメントなど一言を添えてもらうと、そこからゲスト同士の会話が広がりやすくなります。