友人への結婚報告について

タイミングはどうする?

友人と言ってもその関係は多種多様です。
日常的に何でも話せる親友もいれば、仕事を通じて仲良くなった友人もいるでしょう。
また子供の頃や学生時代に仲が良かった親友などもいます。
自分の人生の中でかけがえのない友人への結婚報告は、どのようなタイミングでするのかは簡単そうで意外と難しいものです。
その理由は、嬉しさのあまりいろいろな友人に報告してしまうと、結婚式に招待しなければいけない人数が予定よりも増えすぎてしまう可能性があったり、かといってギリギリまで報告しないと結婚式に出席してもらいたいと思っていても都合がつかない可能性もあるからです。

そのため、友人への結婚報告は、まず結婚式に出席してもらいたい人には挙式の半年ぐらい前までに報告しておきましょう。
遅くても挙式予定日の3か月前ぐらいが目安となります。
つまり、友人へ報告する前に、誰を結婚式に招待したいかをリストアップする作業が必要となりますし、招待する予定ではない友人の場合には、あまり早すぎる報告だと勘違いさせてしまう可能性があるので注意しなければいけません。

相手の事情や状況も考える

結婚することが決まると、幸せの絶頂でとかく周りが見えなくなってしまうことが多いものです。
友人に結婚報告をする場合でも、相手の状況や事情によっては、素直に祝福できる心情ではないことがあるかもしれません。
身内に不幸があったとか、恋人と別れたばかりだったりという事情が分かっている場合には、結婚報告はその時でなければいけないことはありません。
少し時間を置いて相手の気持ちが落ち着いてからタイミングを見計らってすると良いでしょう。

自分が結婚することを伝えたい友人がいるけれど、疎遠になっていて式に出席してもらえるかどうかも分からないという関係の場合には、式の後に「結婚しました」というご挨拶を絵葉書などで送るという方法も良いでしょう。
大切なことは、相手にとっての負担を軽くするという事、そして自分が幸せだからと言って浮かれすぎてしまったり、周りが見えなくなってマナー違反をすることがないように冷静さを維持することではないでしょうか。

結婚報告を兼ねて結婚式へ招待してもOK?

結婚式へ招待したいと考えている友人に、何の前触れもなくいきなり式への招待状を送るのは、あまり好ましくありません。
しかし時間的に事前に電話やメールで報告出来ないという事情がある場合には、招待状に手書きで一言メッセージを書き添えると良いでしょう。
これだけで相手に与える印象ががらりと変わります。
もしも招待状の前に相手に直接報告できる場合には、そちらの方が親切です。